27歳の夜はかくも更けゆく

2006年7月25日

さりげなく、より おじさんになりました。
26歳の1年間、とりあえず生きてこられておめでとう。

最近、妙に人生の高が知れてしまったというか、人生の終わりまでのビジョンが日に日にはっきり見えてくるようになりました。
だからか、妙に虚無的で。
もうどうせそんなもんでしょ、みたいな。

僕らが小さい頃に現役だった著名人がばたばたと死んでいくのを見ていると、その順番を意識せずにいられません。
たとえば僕の父親は、そのまた父親と同じような寿命だとすれば、あと10年、たった10年でその順番が回ってくるのです。
そして息子である僕も同じような寿命だとすれば、あと30年、たった30年でその順番が回ってくるのです。

僕らの世代というのはいろいろな要因によって、親の世代よりも寿命が短いことが予想されます。
ともすれば、あと20年、はたまた15年くらいかもしれない。
自分の寿命が見えてしまったときの虚無感って、少なくともこういうことなんだな。

終わりが見えてしまったってことは、その終わりまでは何をやっても同じなんだから、ある意味 何をやっても良い、自分のやりたいことだけ追求しても同じという、究極のおきらくごくらくな境地にあるということなんですが、この 何をやっても同じ というのも、微妙にタチが悪い。

だって、自分のやりたいことを、ひたすらやるのと何もやらないのが結局は等価だってことだぜ。
そう考えると いわゆる人間の存在意義ってあんまりに小せえな。

あー まあ 気のせいだ気のせい。
そんな先のことばっか考えてないで 愚直に生きなきゃね。
ぶんぶん。

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